【児童発達支援/発語へのアプローチ】

 

みなさんこんにちは。
さいたま市指定の児童発達支援・放課後等デイサービスの
【こぱんはうすさくら さいたま西浦和教室】です。

 

今回は発語がゆっくり成長している子への普段どんなアプローチや活動をしているかお知らせしたいと思います。

ここ数年でコロナウイルスが流行しマスク生活が日常になってきました。
子どもは言葉を大人の表情や口元を見て、「こうやって口を動かしたら声が出るんだな」と感じ、言葉を獲得していきます。

マスクで大人の表情がわかりにくかったり、どこから声を出しているのか見えない状況では、子どもが言葉を獲得することが困難になってしまいます。

こぱんでも指導員はマスクをとることはできません。
日々いろいろな工夫し指導員が1日の活動を通してアプローチをしていきます☺

朝到着時には、指導員は「おはよう」とお友達の名前を呼び必ず目を見て挨拶をします。
「おはよう」と返してくれたり、言葉がなくてもハイタッチをしたりニコッと笑って返してくれたりします。

挨拶はこぱんだけではなく、幼稚園や保育園、近所の人たちにも必ずしますよね
よく聞く言葉だからこそ大事にしていきたいと考えています。
習慣化することで、発語の第一歩になります!

教室に入ると朝の準備をし
他のお友達が到着するまで絵本を読んで待ちます😁


指導員が隣に座り、「これは、オバケだね」や「とりさんだね」「こんにちはしてるね」等その絵を指し、お子さまの発達に合わせて、1語文や2語文でお伝えしています。


その児童が興味のあるものから絵本を選び言葉を広げていきます。

大人でも驚いたり喜んだり面白かったりすると自然と声が出ますよね
子供たちも同じで活動の中で、感情が出る瞬間を大切にし
指導員はどんな時に声が出やすいか見ています!!

リズム遊びでは手作りの楽器を使ったり手拍子で演奏しました🤲🏻

みんな音を聞いて「おおおーー」「すごい」と嬉しそうな反応を見せてくれました🎵

チャレンジタイムや自由遊びには、その感情がわかりやすく見えます。

自由遊びでは、指導員とだけでなくお友達同士での関わり合いが多くみられます。

協力してレゴで街を作っています!!

最初は指導員が間に入り会話をしていますが

「ここはお家」「ゾウさん」など

子供同士でのやり取りする様子が見られました‼

 


指導員がジェスチャーと共に「かして」のお手本を見せて他者との関わり方を覚えることや発達段階に合わせてひらがなの積み木等を使い、「くるま」「とけい」「ほん」等の文字と音のマッチングを促しています。

少しでも言えたら、指導員が大げさに喜んだり、褒めることで、、成功体験を増やし、お子さまの「できた!」の気持ちを育みます。

指導員は子供たちとかかわるうえで
・はっきりゆっくりしゃべる
・【発達段階に合わせて】、1語文、2語文で話す
・ジェスチャーや絵カードを使い伝える
そして
・思いっきり一緒に遊び「楽しい」「うれしい」「悲しい」など気持ちを共有する
これらを意識し活動しています。

子供たちは大人が思っているより、日々たくさん成長をしています。
これからも子供たちとたくさんの活動を通して
一緒に感動を分かち合い成長の手助けをしていきたいと思います✨