【児童発達支援】こぱんすてっぷ~算数&図工~

みなさんこんにちは。

さいたま市指定の児童発達支援・放課後等デイサービスの

【こぱんはうすさくら さいたま北浦和教室】です。

 

もう7月も中旬ですね。
火照るような暑さとじめじめした空気が纏う中、
夕方に差し掛かると、ようやくほっと一息つけますね💨

今回はそんな夕方のこぱんはうすさくらの活動の一つ、
小集団クラス「こぱんすてっぷ」の様子をご紹介いたします。

そもそも小集団クラスとは何ぞや?という所からご説明いたします。
まず前提として小集団クラスは、小学校への入学準備を目的とした活動を行っています。
また小集団クラスには「ほっぷ(年少~)・すてっぷ(年中~)・じゃんぷ(年長~)」といった、
年齢やスキル観に応じた3区分のクラスが存在します。

全クラスに共通しているねらいは「アカデミックスキル」!
子どもたちが送る小学校生活には、様々なシチュエーションが存在します。
新一年生にとって授業やHR中の姿勢はもちろん、休み時間の過ごし方も課題となってくるでしょう。

そこでこぱんはうすさくらの小集団クラスでは、
小学校生活で必要な、身に着けておくべきスキル(アカデミックスキル)の習得をねらいとしています。

今回ご紹介する「こぱんすてっぷ」でも、

  • アカデミックスキルの習得
  • ・成功体験の経験
  • ・小学校授業の模擬体験
  • ・小学校入学への自信へ繋げる
  • というねらいのもとで計画し、子どもたちは職員2名と共に約2時間ほど活動します!
    小学校授業の模擬体験という事で、「こぱんすてっぷ」の活動も小学校の時間割のように行います。

    さて、実際の活動の様子と共に「こぱんすてっぷ」の活動を追っていきましょう!

  • 【始まりの会】15:35~
    こぱんはうすさくらに登園したら、まずは手洗い検温。鞄やリュックを用意された箱に片付けて
    始まりの会が始まるまではトイレを済ませたり本を読んだりして過ごします。

    実際の小学校のようにチャイムが鳴ったら……気を付けの姿勢!

 

始まりの会では、授業を執り行う先生とスケジュールの確認して見通しを立てたり、
近況を報告し合ったり、授業中のルールを確認するなどをします。
着座をキープしつつ先生の話に耳を傾けて、
学習や机上課題を行う意識を持たせる事もねらいのひとつです👆

 

【1時間目(算数)】15:40~16:15
始まりの会が終わったら、さっそく一時間目の授業が始まります!
この日の一時間目は算数の課題に取り組みました。
共通の教科書を用い、指定されたページを開いて先生の質問に答えていきます。


ペンは何本?多い方は?
セロハンテープはいくつある?
どっちの方が大きい?
ペンケースは……?

先生からの問いかけをしっかり聞き、数や大きさを確認します!

 

さぁ、答えは……?

「2!」
大きな声で答える事ができました💮
子どもたちの答えを先生がホワイトボードに書き出し、
答えが分からなかった子どもも、ホワイトボードを見ればいつでも確認することができます★

 

【休み時間】16:15~16:25
休み時間はトイレや水分補給を済ませた後、
読書やお絵描きなどをしながら静かに過ごします。
この日はカブトムシやクワガタの図鑑を観察して特徴を捉え、
お絵描きしている様子が見れました🌞

 

【2時間目(図工)】16:25~16:45
休み時間が終わったら2時間目が始まります。
この日は図工でスイカのペーパークラフトに挑戦!

休み時間から気持ちを切り替えて、真剣に活動に取り組む子どもたち。
お友達と対面しながら、「ここはどうするの?」「これはセロハンテープを使うとやりやすいよ!」
などなど……協力しながら活動します🍉

 

  • こぱんすてっぷ」での活動は幼稚園や保育園、
    普段のこぱんはうすさくらの活動よりも少し難易度は高め。
    このペーパークラフトも例外ではなく、背伸びした工夫が必要となります。

「ここ、ちょっと押さえてて~」
「いいよ!……よし、ここにセロハンテープ貼って~!」
個人で集中して取り組む子どもはもちろん、
先生やお友達と協力体制を取っている子どももいました。

反応ややり方はそれぞれでしたが
大好きなスイカを上手に作りたい一心で、
どの子どもも真剣に取り組んでいました。

 

完成~!
ペーパークラフトのスイカの出来上がり★
上手にスイカができたから写真撮るよ!と声をかけると、
もぐもぐもぐ……と食べるポーズをしてくれました😊

 

ツーショット★
出来上がったスイカを自信満々に見せてくれました✨

 

【帰りの会】16:45~16:55

帰りの会では今日の活動の振り返りをしながら
ご褒美シールを貼って、保護者の方がお迎えに来るまで待機します。
ご褒美シールは動物さんや乗り物、大好きなアニメのシールなどが用意され、
好きな物を1枚選び自分のファイルに貼り付けます。

「しっかり座れている子から選べるよ!」と声を掛けると、
ビシッ!と着座し、みんな優等生✨

職員が今日の様子を保護者の方にご報告した後、いよいよさようならの時間になりました。
この日の子ども達は嬉しそうに「スイカできたよ!」と保護者の方達に披露していました!
子どもたちの成長を嚙み締めつつ、みんな笑顔で帰っていきます。

 

このように、子どもたちは「こぱんすてっぷ」を通して
小学校への入学に向けて少しずつスキルを習得しています。

小集団での活動ですので、子どものスキルに応じて問いかけや課題などを変えていき、
その子が「できた」と感じ取れるような成功体験に繋げていきます。

自信持って小学校生活に臨む子どもたちの未来を想像しながら、

  • 職員一同、「こぱんすてっぷ」を全力で実施しております💪