【放課後等デイサービス】サイエンスこぱん~風船実験~

みなさんこんにちは。

さいたま市指定の児童発達支援・放課後等デイサービスの

【こぱんはうすさくら さいたま西浦和教室】です。

 

 

本日は放課後等デイサービスより「サイエンスこぱん~風船実験~」についてお知らせします!

 

 

今回の実験のねらいはアカデミックスキルの「集中力・持続」です✍

実験を通して集中して観察する力を養うこと、役割分担し待つこと、協力し合うことなどを意識しながら楽しく実験を進めていきたいと思います✨

 

 

まずは今日使うものの説明から…

最初に黄色っぽい液体の入ったペットボトル、白い粉、風船を見せます🧪

この液体なんだろう?この白い粉なんだろう?

 

みんなに聞いてみます✨

 

真っ先に

「お酢!!」と正解を答えてくれたお友達がいました‼

 

白い粉の方は…?

「片栗粉!」「石灰?」などいろいろ意見が出ました!

そのなかで「お掃除に使う粉!」と言ってくれたお友達☺

大正解!

 

今回はお酢と重曹を使って風船を膨らませる実験です👆

 

今日使うものが判明したところでみんなに質問!

「お酢と重曹。2つを合わせたら風船はどうなると思う?」

 

みんな結果を予想していろんな意見を出してくれました!

この実験をやったことがあるお友達もなかにはいましたが、まだやったことがないというお友達も積極的に意見を出すことができてすばらしかったです☺

 

 

その後、おおまかにやり方を説明した後、グループを発表し、今回の実験のお約束を確認しました!

今回のお約束は

「役割分担して実験を進めること」

「助けが必要な時は協力し合うこと」

「実験で使うものは口に入れないこと」

 

あらかじめ指導員が役割分担の内容を提示し、グループごとに誰がどの係を担当するか話し合って決めました。

 

係は以下の4つ👇

  • ①重曹を5グラムはかって持っていく係
  • ②お酢入りのペットボトルと風船を持っていく係(風船は好きな色を選べるよ🎈)
  • ③風船に重曹を入れる係
  • ④ペットボトルに風船を取り付けて粉をペットボトルのお酢に落とす係

 

実験もこの流れに沿って進めていきました。

 

まずは使う道具をそれぞれの係が自分のグループの場所まで運びます☺

 

重曹5グラムってどれくらいかな?さっそくはかってみよう!

「あれ?少なすぎた!😅💦」

「今度は多すぎた!!😓」

ぴったりにするのって意外と難しいね!

 

苦戦しているお友達もいましたが、しっかり量を調整して5グラムずつグループに運ぶことができました😆👏

 

続いては風船とペットボトルを持っていく係。

風船はそれぞれ好きな色を選んでもらいました。

各グループ選んだのは赤、黄、緑とバラバラ!

カラフルな実験になりそうだね🤗

ペットボトルもそれぞれかたちが少し違うので、どれを選ぶか吟味していました😉

 

さあ実験道具がそろったところで、次の係にバトンタッチ❣

漏斗(ろうと)を使って風船に重曹の粉を入れていきます!

これは一人では難しそうだね😳!

様子を見ていると、どのグループも自然とお友達が手助けしてくれていました!

上手に協力し合えていて素敵です👍

途中粉を机にこぼしてしまったグループもありましたが、そこでも助け合う姿が…!

みんなで協力して机の上の粉を集め風船に入れることが出来ました!すばらしい✨

 

 

そんなこんなで全グループが風船に重曹を入れ終えると、今度はその風船をペットボトルに取付ける作業に進みます🧴

この時のポイントは重曹がお酢のうえに落ちないように気をつけながらとりつけること👆

ここでも各グループ協力し合いながら進めることができました!

 

全グループが風船を取り付けるのを待っていよいよ実験の最終段階‼

お酢と重曹を合わせます!

 

指導員の「せーの!」のかけ声で各グループの担当のお友達が風船をひっくり返して中に入った重曹をお酢に落とします!

指導員「いくよ~!じゅんびはいいかな?😉」

みんな「OK!」

指導員「せ~の!!!!!」

かけ声をかけるとみんな風船をじっと見つめながらもおそるおそる顔を遠ざけて観察‼

風船が割れたらびっくりするもんね😲‼ちょっとこわいよね😅💦

 

そんななか重曹がお酢に落ちた瞬間から液体からブクブク泡が発生し、さっそく風船が膨らみ始めました!

みんなじーっと観察!

「われるかな?」

「とぶかな?」

 

結果は・・・・・?

 

 

全グループわれたり飛んだりはせず「ふくらむ」という結果になりました😄

風船がふくらんだ後もしばらくお酢と重曹の液体がブクブク反応していたので、みんな興味深そうに観察していました!

 

 

最後に「なぜ風船はふくらむのかな?」というのを確認して実験を終わりにしました。

この時も高学年のお友達がわかりやすく説明してくれます!

「ガスが発生するから!」

「コーラをふったときみたいなシュワシュワのガスが出てきてふくらむんだよ!」

 

『お酢と重曹が合わさると、炭酸ガス(二酸化炭素)が発生してそのガスで風船がふくらむ』

これが今回の実験のしくみでした。

 

サイエンスこぱんでは4月からいろいろな実験に取り組んできました。

回を重ねるごとに子どもたちが自分達で考えて結果を予想し意見を出しあったり、実験中自然と協力しあったりする姿が増えてきています😊

役割分担の際にも、時には譲り合い、時にはじゃんけんにしよう!と上手に話し合って決める姿が多く見られるようになりました。

 

今後のサイエンスこぱんでも、楽しい実験の中で自分なりに考える機会、

お友達と協力し合う機会、集中して最後まで取り組む機会をたくさん作っていけたらなと思います!